漆山小学校6年生が地区の高齢者に年賀状をお届け、除雪のお手伝いをしました。
2017/12/28
本日28日、漆山小学校６年生が３つのチームに分かれて３９名のお年寄り宅に年賀状を届けに行きました。今までは毎年６年生が年賀状を作成してポストに投函していたのですが、子どもたちの「実際に会って手渡しした方がいい」という意見を尊重して、分担して届けることになりました。
訪問するまでは、面識のない方ばかりなので緊張していましたが、全ての方に快く笑顔で迎えていただき、子どもたちも大変満足していました。短い時間でしたが、子どもたちがお年寄りの方と話したり、除雪作業をしたりしていると、「ありがとな」と何度もお礼を言ってくださいました。中には感激して涙を流されるお年寄りの方もいました。子どもたちはこれだけ人に感謝される経験が今まであったのだろうか。そんなことを考えさせられるほど貴重な体験になりました。また、実際訪問し、お年寄りの方の生活の実情を知ると、「何か力になれないだろうか」と今まで以上に子どもたちも考え出したようです。
今年、6年生は「福祉について考えよう」という総合的な学習の単元で、「地域に目を向けながら」学習内容を自分たちで考えて計画し、実践してきました。温かく迎えていただいたお年寄りの方々、毎回授業でお世話になった福祉協議会の小川さんと上浦さんに心から感謝申し上げます。この経験を生かして、これから子どもたちが地域を大切にしながら自分で考えて行動することができるよう、また声がけしていただければ幸いです。漆山地区のお年寄りの皆様、お孫さんがいらっしゃらなくても、お気軽に漆山小学校においでください。同じ漆山地区に住む一人として、子どもたちの活躍をぜひご覧ください。
漆山小学校 森山寿和
